第6回フィロソフィアのご案内2005年9月17日
9月 17th, 2005 by admin
☆ 『反テロ』世界戦争と現代の神話(ミュートス)」☆
第3部 映画と討論
6時半ー8時 ホピの予言(映画上映)
8時ー9時半 総合討論・実存的相談
(☆新企画☆相談Q&A♪)
※時間や内容は流動的で、変化することがあり得ます。
☆・注意・☆
*…(夕飯を間に各自とる時間を設ける予定ですが、時間の都合上、変わることがあります)…*
★☆テキスト☆〜〜〜★☆〜〜〜★
ゼミ1:
『国家』1−4卷(岩波文庫、335頁まで)
ゼミ2:
ニーチェの『善悪の彼岸』序と第9章、
『道徳の系譜』第1第3論文。(いずれも岩波文庫)。ロバート・ケーガン『ネオコンの論理ーーアメリカ新保守主義
の世界戦略』(光文社、2003年)。
講義(参考文献):
小林正弥『戦争批判の公共哲学ーー「反テロ」世界戦争における法と政治』(勁草書房、2003年)、第10章「今なおファシ
ズムの世紀なのか?ーー21世紀の超国家主義批判」。
☆説明☆(前回の様子も講師から、ちょっと紹介♪)
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●前回は「愛」という実存的問題を扱いました。これに対して、今回は、正義という観点から、権力思想の批判を行い、ファ
シズムや原爆や世界戦争の思想的淵源を剔抉します。
まずプラトンの主著『国家』(第4章まで)を扱って、特に、権力者の利益を正義とするトラシュマコスへの批判を吟味し
ます。そして、ポスト・モダン的現代思想に多大な影響を与えているニーチェの議論をそれと比較して、ニーチェの
唱える『権力への意思』が、トラシュマコスの思想的再現であることを明らかにします。
ニーチェの虚無主義的な思想は、ファシズムの思想的淵源の一つになりました。
そしてさらに、『反テロ』世界戦争を引き起こしたアメリカのネオ・コンの権力主義的思想は、正しくこれらの思想的系譜上
に位置します。
このような思想は、アメリカの原爆投下や原子力開発の中にも見られます。映画『ホピの予言』は、これらの現代文明の問
題点を、アメリカ先住民ホピ族の観点から批判しています。そこで、この映画を見ながら、ホピの予言を「現代の神
話(ミュートス)」と捉え、虚無主義的でポスト・モダン的な現代文明の危機を超える道を考えたいと思います。
